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無理を承知でやってみる。射手座の新月。

年末は「あ!」といってるうちに時間が過ぎていきますが(長いこと生きてるのになぜ毎年こうなるのだろう)新月と満月をたどっていると、くりかえしのようでいて、時間は常に新たな爪痕を、あなたにも私にもすべての人々に新しい記憶を刻印していくものなのだと実感しますね。

さて、では新月読みです。

2015年12月11日19時29分、月は射手座で新月をむかえました。新月のサビアンシンボルは射手座20度「夏に氷を切り出す男たち」です。

サビアンを学んでいたとき、この度数のサビアンシンボルを見て思い出したことがありました。
かつてビクトリア女王が恋い焦がれながらついに食べられなかった南国の果物があります。果物の女王といわれるマンゴスチン。世界を征服した大英帝国の女王でありながら、しかし、船が移動手段であった当時、いたみやすくマンゴスチンを熱帯アジアから英国まで運ぶすべはなかったのです。

この度数のサビアンシンボルは、真夏に氷を切り出すというありえない設定です。無理を承知でやってみようとする男たち。火の柔軟宮である射手座は男性サインで、12サイン中最も高みをめざし、理想に向かうサインです。このあたりまでくると、射手座の応用力が爆発的に伸びて、素晴らしい成果を見せます。ビクトリア女王にマンゴスチンをなんとかして召し上がっていただこうとして、実現してしまうのかもしれません。

「好きなことを思いきりやってみたい」と言っているひまがあったら、やり始めましょう。
「何が向いているのかわからない」なら、片っ端からやってできることを見つけましょう。
「今は動く時期ではないのかも」などと思うとしたら、それは動かない言い訳にすぎないことを認めて、少しだけでも動いてみましょう。


この新月からは、やみくもに動くことで一定の成果を得られる2週間になります!

年末の忙しさがますます加速しますが、ここで頑張ることで、2週間後の蟹座の満月には新たな世界が見えてきて、4週間後の山羊座の新月にはたしかな未来が見えてくるはずです。

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