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2016年12月

2016年が暮れていきます。

こんなふうに暮れのご挨拶を,、最初に書いたのは2008年の終わりでした。
私が占い師デビューした年です。
来年占い師・向真希は、9年目をむかえます。
今年お目にかかれたすべてのみなさまに。
ご縁をいただいたことに、心から感謝いたします。

「9」は、物事の集大成に近づいてこれまで得てきたモノやコトを守りながら、新たな世界に飛ぶための準備に入る数字です。
私の土星期は3年目になりますし、そろそろ飛ぶ予定なのですが、そこは大人として生きていると諸事情にからめとられて、特にオンナの人生はなかなか思うようにいかず(こればっか…) 
来年は思うようにいかないことも含めて、楽しみながら守りと準備を進めたいと考えています。

さて。あなたの2016年はいかがでしたか?
これも毎年書いていますが、思うようにできなくて、大掃除も間に合わなくて、これじゃ新しい年が来ない…と絶望的になっている方へ。お正月は4回ありますから、大丈夫→* 今夜は大晦日気分を楽しみましょう!

星はみんな、いつもあなたを応援しています。どうぞ佳いお年をお迎えください。

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誰にとってもここがターニングポイントになります。山羊座の新月。

2016年12月29日15時52分、月は山羊座で新月を迎えました(と、これを書いている今がまさに新月直前なので「迎えます」なのですが、お読みいただく時点では過去形なので)

新月のサビアンシンボルは、山羊座8度「幸せそうに歌う家の中の鳥」です。
鳥は自由に空を飛んでいくものなのに、この鳥は「家」にいて幸せそうです。家に象徴される狭い世界、お家や地元、たとえば生まれ育った街の、ご近所の商店街で楽しそうに働いているような感じ…といったらわかりやすいかもしれません。

8は内面にこもって集中する度数です。
土の活動宮である山羊座の8度は、現実世界の手の届く世界で、確実に物事をカタチにしていく。そのことが心底幸せであることを知って、実感している度数です。
この世界のなかで、自分の置かれている場所、位置付けを知って、身の丈に合った幸せを実感しているわけですね。
精神や哲学など、生き方のコンセプトを同じくする仲間との空間もここに含めていいかもしれません。現代では、バーチャル空間に自分の世界を持って幸せなひともたくさんいます。

今回の新月には、逆行中の水星がくっついています。
言葉で伝えること、話し合ってコミュニケーションをとる努力を忘れないで。

同じ山羊サインには長らく冥王星がいて、牡羊天王星と天秤木星とのTスクエアをつくっています。
天王星の改革に、山羊冥王星が現実的社会的な視点からダメだしして、さらに斬新でカタチになる改革を求め、それによって、天秤木星に象徴される人と人とのつながりによきものがもたらされます。穏やかな平和が実現できるようなイメージもいいですね。
平和は決して棚ボタではなく、歯をくいしばって休みなく努力した上に成され、しかも一瞬でも油断したら崩壊してしまう。

さて。今回の新月は、冥王星をともなうことによって個人への影響も相当大きそうです。
時代があなたに求めているものは何か。常にそれを探り、知って、成し遂げることによって、あなた個人の人生もまた幸せで充実したものとなるでしょう。
あなたの人生のなかの「今」は、この時代のなかでどんな位置づけなのか、ぜひ考えてみてください。

 

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豊かな大地に足をつけて。冬至です。

このところ、空の上はちょっとにぎやかですね。

火星が魚座に入り、水星が逆行を始め、そして今日は太陽が山羊座へ入りました。冬至です。ぎゅっと濃縮されたような闇の世界から解き放たれて、私たちはこれからゆっくりと光の季節へ向かっていきます。

射手座の火の高揚感に飽き飽きしている雰囲気が立ちこめていたので(土星が射手座にいるのでどうしても世界中が射手座強調になっているわけですね) 
冬至の気配を感じて、今日あたりは現実的なところへ着地して、具体的に「頑張ろう!」という気分になった方も多いでしょう。

とはいえ、年末進行で必死に進めている仕事や、日々の大掃除、子ども関係や家族のことなど、今年中に片付けたいことが山積み…かもしれません。
ここは射手座土星の力を借りて優先順位をつけましょう。

射手座にいる土星がつくり、かためている理想、未来哲学のためにそれほど意味のないことは、この際後回しに。大切な時間とエネルギーを有効に使っていけるはずです(土星は山羊座の支配星です)

今日は、今年最後の講座日@ウラナイトナカイでした。

基本読み講座でお目にかかれたみなさま、今夜のうちにおさらいしてみてくださいね。
12か月講座は第3回目、メンバー全員絶好調です。→水曜トナカイ12か月講座<第二期>のみなさんによるブログはこちらです。毎日更新中!*

今年、向真希の講座に参加してくださった全員の方たち、ありがとうございました!
(来年も原則として基本読み講座は第4水曜日です)

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ほんとうに大切なことを見きわめる。双子座の満月。

2016年12月14日午前9時5分、月は双子座で満月をむかえます。
満月のサビアンシンボルは双子座23度「木の高いところにある巣のなかにいる3羽の雛」です。

風の柔軟宮である双子座は物事を決めることをしません。まさに風まかせ、好奇心を栄養に次々に新しいエネルギーを取り入れていきます。

この度数で双子座は初めて、いわば取捨選択を始めるのです。優先順位をつけて、今やるべきこと、必要なことを見きわめていきます。でないと、雛鳥はやがて地面に落ちて死んでしまう。

この満月は、あなたにとって最も大切なことは何かを問うています。

目先の忙しさにまぎれて、それほど大切でないことに時間と気持ちを奪われていないでしょうか?
すべてを完璧にこなすことは誰にもできません。
何が大切なのか。ここでじっくり考え、見きわめてください。

前回の射手座の新月→*から、あなたは、求める理想や内面に秘めた志、人生を貫く理念を日々思い起こし、言語化してきたことと思います。
今回の満月はいよいよその思いが、具体的な実りに結びついていきます。

今が一番夜が長く、闇につつまれる時間が長い季節です。
1週間後には冬至をむかえ、ゆっくりと光の季節へ向かいます。
この満月から具現化していくあなたの思いが、冴えた冬の光のなかにあらわれるでしょう。

年末ですから、具体的なヒントを少し。

●仕事だとわかりやすいですね。この時代は常に一生のキャリアを考えながら仕事をしていく方が多いわけですが、長い目で見ながら、この段階で何をすべきか。具体的に考えながら、PDCAをまわしていきましょう。

●婚活もわかりやすいと思います。結婚は人生の本流であり、命を賭けて取り組む仕事のひとつ。と考えれば、戦略的に取り組むのが成功の秘訣です。今回の満月でいきなり…というのはむずかしいですが、夏至あたりから考えてきた方は、この満月とそれに続く冬至をチャンスとして生かせるでしょう。

●恋愛についてはちょっと違う要素が……具体化したくても、特に女性は彼が何を考えているかわからなかったり、思考に追いつけない気がしたり。手応えがないような気がすると思います。クリスマス前なのに…!と焦らないで、ここしばらくはお友だち感覚でさらっと楽しく接するのがコツ。クリスマス直前あたりになれば、穏やかな幸せ気分を味わえるはずです。

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時間を呪わないで。土星はいつも味方です。

本当に射手座の季節は時間の過ぎるのが早いですね。年齢を重ねるとさらに早くなるので若者のみなさんは覚悟しておいてね。…って、覚悟どころかどこ吹く風なのが若さの証明ですね。

最近、金星期の友人と会うことが増えたせいか、20代前半までの日々を思い出すことがよくあります。私の金星は6室にあって、火星90度、天王星180度。「女の子」は可愛くもなく甘やかされもせず、無残なほどズタズタに傷つきながら、自分がどこにいるのか何ができるのか必死に探しながら、黙々とコツコツと働いていました。

金星期の記憶はこころにもからだにも残っています。あれだけ傷ついたのに、いえ、だからこそいとおしくなるのかもしれません。いとおしいのは記憶なのか、金星期の自分なのか。うんざりするほどゆっくりと、果てしなく続くように思われたあの時間なのか……。

あれが若いということだったのだろうと、土星期に入った今になってようやくわかるような気がします。大人になればなるほど、時間は飛ぶように過ぎていきます。

 

 

時間は土星の領分です。山羊座の支配星である土星は、急ぎもせず、遅れることもなく、つまらないくらい公平に平等に時間を刻んでいきます。

あなたにも、きっと夢があると思います。あるいは、その夢が何なのかわからなくて、未来が重すぎて日々を暮らすことで精一杯かもしれません(金星期前半の私もそうでした)
けれども、そうした時間も、大人になって過ごす時間も、私のように大人をとっくに終えつつある土星期の時間も、実は同じように過ぎていくわけですね。

苦しいときは長く感じるし、よろこびに満ちたときは駆け足で行ってしまうように感じる。でも、土星は走らない。止まらない。同じペースで、時を刻んでいきます。

今の苦しさはいつか終わるし、よろこびもまたいつか終わる。感情の揺れにふりまわされて時間を呪うことはしないで。土星はいつも私たちの味方です。

 

Hana
(11月の花買い開運法で飾ったお花。このときもまた小さな幸せが来ました。)

 

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