誰にとってもここがターニングポイントになります。山羊座の新月。
2016年12月29日15時52分、月は山羊座で新月を迎えました(と、これを書いている今がまさに新月直前なので「迎えます」なのですが、お読みいただく時点では過去形なので)
新月のサビアンシンボルは、山羊座8度「幸せそうに歌う家の中の鳥」です。
鳥は自由に空を飛んでいくものなのに、この鳥は「家」にいて幸せそうです。家に象徴される狭い世界、お家や地元、たとえば生まれ育った街の、ご近所の商店街で楽しそうに働いているような感じ…といったらわかりやすいかもしれません。
8は内面にこもって集中する度数です。
土の活動宮である山羊座の8度は、現実世界の手の届く世界で、確実に物事をカタチにしていく。そのことが心底幸せであることを知って、実感している度数です。
この世界のなかで、自分の置かれている場所、位置付けを知って、身の丈に合った幸せを実感しているわけですね。
精神や哲学など、生き方のコンセプトを同じくする仲間との空間もここに含めていいかもしれません。現代では、バーチャル空間に自分の世界を持って幸せなひともたくさんいます。
今回の新月には、逆行中の水星がくっついています。
言葉で伝えること、話し合ってコミュニケーションをとる努力を忘れないで。
同じ山羊サインには長らく冥王星がいて、牡羊天王星と天秤木星とのTスクエアをつくっています。
天王星の改革に、山羊冥王星が現実的社会的な視点からダメだしして、さらに斬新でカタチになる改革を求め、それによって、天秤木星に象徴される人と人とのつながりによきものがもたらされます。穏やかな平和が実現できるようなイメージもいいですね。
平和は決して棚ボタではなく、歯をくいしばって休みなく努力した上に成され、しかも一瞬でも油断したら崩壊してしまう。
さて。今回の新月は、冥王星をともなうことによって個人への影響も相当大きそうです。
時代があなたに求めているものは何か。常にそれを探り、知って、成し遂げることによって、あなた個人の人生もまた幸せで充実したものとなるでしょう。
あなたの人生のなかの「今」は、この時代のなかでどんな位置づけなのか、ぜひ考えてみてください。
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