山羊座土星時代の準備はできましたか?
「えー? また土星の話?真希さんって相変わらず土星が好きなのね」などと言われてしまいそうですが→占い師のフィルター*
そうです、また土星の話なのですが、ま、ちょっとだけお付き合いくださいね。
☆
土星は約28年で12サインを一周します。
前回の土星のサイン移動は2年前のこと。2015年9月、土星は蠍座から射手座に入りました。
火の柔軟宮である射手座に土星がいたこの2年間で、あなたは思いきり翼を広げ、高く高く理想を描いて、自分の人生の哲学をかため、「未来」をつくりあげてきたことでしょう。
自分が考える理想を現実にしていく努力を、あなたはこの2年間で体得してきたと思います。
山羊座は地の活動宮です、12サインの集大成ともいえる10番目のサインです。
牡羊座から始まった進化の過程のすべてを発揮して、大地に根をはり、確かな足取りであなたの生きる軌跡を残していく日々が始まります。
それは、今まで叶えられないと思い込んでいた夢を、現実のなかで具体的に形にしていく日々です。
土星は、「何もなければそれが幸せ」な木星と違って、わりあいわかりやすく、私たちにその存在を感じさせてくれます。
今回の山羊座土星の2年間は、ホロスコープのなかの山羊座のあるハウスに注目してみてください。私たちはそれぞれに、そのハウスを現場とすることと取り組まざるを得なくなります。
→ハウスの意味はこのあたりで(これは日食のときのエントリーです)*
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ちょっと注意してほしいのは、古い占星術だと「土星は試練の星」とか「困難が来るから早く過ぎ去ってほしい」とかそんな解釈もされていましたが、いまは全然違ってきています。
時代とともに占星術の解釈は変わります。
かつて土星期に入ったらもう「おむかえ」が来ていた頃と違って、現代の私たちは天王星の公転周期を超えて生きる時代に入っています。
当然、28年かそこらで12サインを一周する土星ぐらい使いこなしていなければ(味方につけておかなければ)ならないわけですね。
ですから、試練や困難、あるいは苦手なもの、避けて通りたいこと……ではなくて、土星は今まで思ってもみなかったことときちんと向き合ってクリアするチャンスとして使う時代が来ていると思うのです。
土星は山羊座の支配星(ルーラー)です。
どうか、この山羊土星時代にこそ、土星の使いこなし方をマスターしていきましょう。
現実を牛耳る山羊座、物事を形にする土星。
ここで土星と真剣に取り組むことで、あなたの未来は大きく変わっていくことでしょう。
(樹木が豊かなのが気に入って約20年住んでいます。枯れ枝や落ち葉を拾って室内に飾るのが、毎年この季節のお約束。)
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