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自分のことだけ考える時代の終わり。牡牛座の新月。

2018年5月15日20時47分、月は牡牛座で新月をむかえました。

新月のサビアンシンボルは牡牛座25度「大きく手入れの行き届いた公共の公園」です。

牡牛座といえば、12サインで2番めのサイン。
この世に生まれてきたばかりで身体があることさえ自覚していないピュアな魂そのままの牡羊座の火の玉ちゃん(火のサイン)は、30度までを終えると、ものすごい衝撃ととともにこの大地に叩き落とされて、地のサインである牡牛座を始めます。
ここで初めて私たちは「からだ」を持って生まれてきたことを自覚するわけですね。
からだの能力や感性はいずれも新鮮で、牡牛座はこのからだを存分に味わい、楽しみます。

ですから、牡牛座は外界を見てはいないのです。
味わうのも求めるのも「のここちよさ」……

けれどもサインも終盤に来て、25度までくるといわば牡牛座の集大成として、「私のここちよさ」の範囲が広がります。
私がたくさんいて誰もがここちよい状態が、この広くて大きくて、豊かな緑に囲まれ、芝は刈り込まれ、美しい花々が咲く公園なのです。

たとえば「私のここちよさ」を持つ人がたくさんいることで、もたらされた経済的な豊かさから公共サービスが充実していきます。
また「私のここちよさ」を誰かに届けようと地域貢献することで、地域全体が「みんなのここちよさ」を手に入れることもあります。

「私のここちよさ」がほしい。
そのためにいろいろやってみることで、結果的に「みんなののここちよさ」が生まれる。


牡牛座は誤解されやすいサインです。
「自分のことしか興味ないエゴイスト」みたいな言い方をされることすらあります。

しかし、それは牡牛座の未成熟な状態であって、成熟した牡牛座は「自分のここちよさ」を追求することで、「みんなのここちよさ」へと到達する。
このサビアンシンボルは、牡牛座の豊かさの本質をよくあらわしていると思います。

さて。この新月はいよいよやってくる天王星牡牛座時代の前夜祭のようなもの。
→あなたは何を手放しますか?*  

手放す規準、大切に持ち続けるべきものの規準は、この新月が教えてくれていますよ。
自分だけの幸せは一見幸せに見えても、あなたに豊かさをもたらすものではなく。
あなたが幸せになることで、みんなが幸せになるかどうか。考えてみてくださいね。

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