いつか「先祖の委員会」に参加する日が来る。
☆★☆【大切なお知らせ】トナカイ周辺工事について☆★☆
工事延期のため、8月22日講座と29日の「当日突然鑑定のみ!夏休みファイナル鑑定」は予定通り行います。
○工事に伴う変更や、29日の鑑定についての詳細はまたこちらのブログでお知らせしますね。ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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今日でお盆も終わりますね。
今朝早く送り火を焚いた方もいらっしゃるでしょう。マンションなどでは火を焚けないのでこころで手を合わせて、ご先祖様の戻られる道に向けて祈った方もいらっしゃるでしょう。
東京はじめ都市部では7月にお盆のようですが、地方は8月が多いですね。
私も田舎育ちなので、お盆は盆踊りがあるし、母方の親戚が集まって従姉妹たちと遊べるし、お盆のお小遣いももらえるのが楽しみでした。余談ですが、お盆のお小遣いをなぜか「お盆玉」とふざけて言い合っていました。
ここ数年、「お盆玉」と書かれたポチ袋が販売されていて「あれはうちだけではなかったのか…」と懐かしく思い出されます。
と、こんなお話はちょっと蟹座っぽいですね。
気心知れたひとたちの集まりは、それぞれの思いはさまざまあれど、どこか安心できるもの。お盆やお彼岸は気持ちでつながる蟹座世界を確認しつつ、あちらから帰ってきてまたあちらへ戻っていくご先祖様を思いながら、魂でつながる世界に知らず知らず慣れていく行事でもあるのかもしれません。
ご先祖様といえば、ハウスでいえば、家系なら4ハウス、8ハウスあたり。
12ハウスはもっと広い意味での太古から連綿とつながる魂の系譜を見ます。
サインでは、シンプルにいえば蟹座、山羊座あたりなのですが、たとえば水瓶座5度のサビアンシンボルが「先祖の委員会」であるように、水瓶座こそが魂としての先祖を示しているようにも感じられます。
今年、私は本格的に実家の片付けを始めています。
3年間止まっていた時計が突然動き出したり、山奥の一軒家なのに深夜に畑の向こうから人声がしたのでこわごわ行ってみると猪除けの電線がショートしそうになっていたり……
不思議といえば不思議ですが、昔からよくあることだったのであたりまえといえばあたりまえ。ご先祖様は、お盆でなくても自由に行き来しているのかもしれないですね。
この家の仏間でタロット展開すると当たりすぎて笑えるというか、最近は呆れます(また、この話!) そのへんに横座りして座布団を置いて、カードをざくざく並べるだけなんですけどね。チャネリングってこういうことなのか。
(鑑定でタロットを使うときよりもストレートに結果をつきつけてくれるので、けっこう痛いときもあります)
父が生きていた頃、母が失くし物をしたと激昂し、母は身に覚えがない。
でも、本当にどこにもなかったのですが、そのとき私はひとり仏間でタロットを展開……
カードの指示通り探したら、5分で見つかりました。
父は怒りのやり場をなくしてテレビを見るふりをするし、母はなぜか「ご褒美に5万円あげるからナオちゃんにあげて」…探し当てたのは私なのに、なぜか孫にご褒美をあげるというパラドックス。あれはお盆ではなく、寒い寒い真冬の夜でした。
父はご先祖様になりました。何事もなければ次は母でしょう。そうしていつか私も先祖の委員会に参加する日が来る。その日までにどれだけのことができるのか。この夏、私は新たな仕事に着手しました。身体をもって生きている間にこの世界でやれるだけのことをやりたい。まだまだ先祖の委員会に参加するわけにはいかないのです。
(考えてみると私は昨年結婚したので、姓が違うわけで厳密にはこの家の先祖委員会には参加資格がないのかもしれませんが。「姓とか名とか俗世のことはどうでもよいのだ」などと言いそうなご先祖様ばかりではあります)
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