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2019年8月

いつか運命を変えたいなら、今がチャンス。乙女座の新月。

ここ数日なんとなーく楽しくなっている方も多いかも。いつもの新月とちょっと違うのを感じていらっしゃることと思います。その理由は最後に…まずは、新月読みから行きましょう。

2019年8月30日19時36分、月は乙女座で新月をむかえます。
新月のサビアンシンボルは乙女座7度「ハーレム」です。

乙女座は12サインのなかで6番目。
個人の領域を調整して完成させるサインです。
12サインのなかで最も実務力が高いのが乙女座で、目の前のことに集中することにかけては誰にも負けないでしょう。

乙女座は土の柔軟宮です。
土は現実、柔軟宮はどんな環境や時代にもフレキシブルに自分を合わせていけるサインです。

たとえば自分のやりたいことがわからない場合。
周囲から求められること、周囲に喜ばれることを継続するうちに、仕事がどんどんまわりはじめて、しっかり稼げるようになる…という事例は乙女座にはあたりまえのことでしょう。



特にこの7度は、自分軸を相手によって変えられます。

ハーレムは、王という立場とたくさんの女性がいるから成立するもの。王であっても女性たちがいなければただのオジサンですし、王でなければ女性たちを集めることはできません。

今回の新月には水星、火星、金星が乙女座の前半に集まっています。
しかも新月チャートの6ハウスにあって、牡牛天王星、山羊土星と冥王星とゆるやかなグランドトラインを形成。ここにノード軸もからんでいます。インパクトあります(これについてご興味ある方は講座か鑑定でおたずねください)

ここからの2週間は「私が!」「これがやりたい!」というのはちょっと横に置いて、周囲に求められることを着実に形にして行きましょう。
これまでやってきたことをふりかえって、他者に喜ばれたことをもう一度やってみるのもよいと思います。

養老孟司さんは「すべて職業は世襲制とすべきである」と言っているそうです。

どんな仕事をしようか考えても考えてもなかなか結論は出ません。
「仕方ないので妥当なところに就職した」「長時間続けて苦にならないから、お金にならないけれど仕方なくそれを仕事にしている」…こんな経験は多くの方が持っているはずです。
職業選択の自由ほど不自由なものはないのです。
ですから、たとえば梨園のように、世襲制で最初から決まっていれば意外に楽なのかもしれません。

中原中也という詩人は、ある友人がクリスチャンであると聞いて「おまえ、いいなあ」と心底羨ましがったと言います。
みずからの宗教について考え、悩み、選ぶ膨大な時間を過ごさなくてよいではないか、と。

確かに戦後の日本と違って、欧米もアジアも多くの地域の人たちは宗教に基づく人生に必要な規範を持っているように見えます。
ホロスコープでいえば4ハウスがもともとしっかり固まっている状態です。

だからこそ10ハウスの社会的な野心も高くなり、また常に1ハウスの自我との戦いがあって独立心が強くなり、7ハウスは常に友であると同時に、常に敵である。宗教的な規範があることによって、アンギュラーハウスがもともとしっかりしているわけですね。

(日本の場合アングルは非常に個人的なものとして読みますが、このように本来は集団性を帯びているようです。外国の方を鑑定するときはちょっと注意が必要になりますね)

久しぶりのブログなので長くなりました(いつも長いですが…笑)

冒頭に書いたように、
ここ数日なんとなく楽しくなりがちなのは、周囲に求められていることに集中してやればよいからです。
ゼロから考えなくてよくて、やるべきことが決まっていると、私たちはなんと安心できることでしょう。

夏の暑さで億劫になって、つい、あとまわしにしてきたことと集中的に取り組んでみてくださいね。
お家の片付け、やり残しの家事、恋愛や結婚におけるもやもや、そして自分の人生のなかで「いつかやらなければならいこと」にも思いきって手をつけてみましょう。

誰かが喜んでくれる。
それは最終的に、あなた自身の喜びと、自信につながります。


さあ、秋が来ますよ。星があなたを応援してくれます。


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なんとなくなにげなく、占い活動を再開いたします!

明日からちょっとだけ先取りしてレッスンと鑑定を再開いたします。

Twitterでお知らせした夕方の枠→* 
こちらは瞬殺でご予約済みになりました。
というそのお知らせが今になってしまって申し訳ありません!

ちょっとだけtweetしましたが、
トナカイ閉店→アーサさんのイベント後、久しぶりに40度近い熱で、さすが平熱にもどるまでに2週間かかりました。
外気温が37度なのに寒くて震えるというナイロビ バンコク 以来の経験。

私は不動宮過多なので環境の変化が苦手。
加えて月冥王星スクエアなので身体に出やすいわけですね。

健康読みといえば火星ですが、t獅子火星はn牡牛火星にきっちりスクエア、p月にぴったり合。
教科書通りでした(面白くない)

とはいえt冥王星がn火星にトラインなので、支えはばっちり。
むしろ組み替えのための高熱か…と朦朧とした頭でチャート読み(占い師の業)

そんなこんなでだらだら、こっそり、活動再開いたします。
華々しく新たなスタートを切るなんぞ金星水瓶のプライドにかけていたしません(笑)

(太陽が乙女座に入ると毎年こんなふうに細かくあれこれ書き始めますね。我々は無意識に星の影響を受けているのね)

あ、そーだ。隠れ家オフィスでの日曜日鑑定やレッスン、みっちり講座に加えて、
昔ずっと住んでいて、何かとご縁のある街の占いハウスさんに毎月1回だけ、出演することになりそうです。
平日鑑定ご希望の方や短時間鑑定をご希望の方はそちらへいらしてくださいね。
正式にスケジュールが発表されましたら、このブログでもお知らせします(占いハウスさんへ直接ご予約になるはず)

まだまだ暑いですから、みなさま、体調ととのえながら残りの夏を楽しんで行きましょう!

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(ずいぶん前になりますが、エジプトから一時帰国のお客様からいただいたクレオパトラも飲んでいたお茶と、同じくだいぶ前になってしまいましたが、某アーティストさん追っかけ中のお客様からいただいたご当地物。この他にもお花とか美味しいパンとかお菓子とか、それにイベント中に小腹が空いた占い師があっという間にたいらげたおやつとか…いろいろあったのですが、保存できてなかった…。みなさま、いつもいつも本当に温かいお心遣いありがとうございます!!!)


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現実の幸せを創り出すチャンス。獅子座の新月。

2019年8月1日12時11分、月は獅子座で新月をむかえました。
新月のサビアンシンボルは獅子座9度「ガラス吹き」です。

冷たくかたいガラスは千度以上の高温から生まれます。
ガラス吹きの職人は、高温の飴状のガラスを竿のようなものの先端につけて、小さなガラスの球に注意深く息を吹き込み、ガラス細工を創り上げて行きます。

変わることのない美しいガラス細工は、燃えるような熱い素材と、職人の集中力、そして作品に込める熱い思いから生まれるわけですね。
この度数に天体を持っている人たちは、何らかのものを創作する仕事についていることが多いようです。
または創造に関わる趣味を持っている場合もあります。

今回の新月は、牡牛座の天王星とスクエアです。
獅子座のモノ創りと、牡牛座の美意識のせめぎ合いとでもいいましょうか…
美しいガラス細工は決して自己満足であってはならない。現実的な意味で形にすることが大切です。
ということは、楽しい趣味で終わらせるのではなく、仕事にする、現実の幸せに結びつく、あるいはお金になる方法なども考えてみるとよさそうです。

新月チャートでは、太陽と月のほか金星火星が獅子座にあって、明日には蟹座での逆行を終える水星が12日頃獅子座に入ります。
夏らしいテンションの高い日が続きそうです。
出会いを求めているならチャンスの夏になりますよ。
長くおつきあいしたいなら22日を過ぎてからアプローチしてみましょう。

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