新たな時代へ向かって、ここまでの日々をふりかえってみましょう。魚座の満月。
うわー。もう満月ですよ、みなさん!
この2週間はどこへ行ったの?…と、このように時間の流れの速さを嘆き始めて幾年月。
木星期の後半ぐらいから時間は加速し始めます。人生の終わりに向かって。
子どもの頃とはいわず、20代の頃はなぜあんなに時間があったのでしょう….。
みなさんに大事なことをお伝えしておきますね。
木星期あたりから各分野で活躍している人たちがどんどん年下になっていくことに気づきます。
今となっては年長の方々のお顔が当然のように並んでいるのは政治家のみなさまぐらい。
そしてこれは発見なのですが、たいていの人が自分より年下だと、あんまり怒らなくなります。
自分も通ってきた道だと思えば、多少不便だったり話が通じなかったりしても怒る気になれない。
今だから言えますが、アセン獅子MC牡牛火星合の私はいつも怒っていたのよ。
納得できないことがあると、しがないフリーランスのくせに上場企業の役員にすら噛み付いていたよ。怖いもの知らず。
これも今になってわかるのですが、怒りに人生をひきずられ、働いて働いて必死に生きていた私を、たくさんの「大人」たちが応援してくれていたのでしょう。仕事が途切れずにあったのはそういうことだったのだと思います。
そうしてここまで生きてきて、私も「大人」になっているのだから、この気持ちはあとから来る若い人たちに返していかないと、ね。
それにしても。あんなに怒っていた私がこうなるとは。人生って面白いわー。
☆
さて、満月読みです。
2020年9月2日14時21分、月は魚座で満月をむかえました。
満月のサビアンシンボルは魚座11度「光を探している男たち」です。
どのサインも1度から10度まででいったんまとまって、11度でもう一度新たな世界へ飛び込みます。
水の柔軟宮であり、12番目のサインである魚座は10度までの間に見えない世界、心の世界、魂の世界を旅してきました。
光は天からもたらされる啓示をあらわします。
この男たちは天からの啓示を求めて新たな旅に出る。それがこの11度です。
12サインの集大成である魚座は、これまで育んできたものを取りまとめて、次のステージである新たな牡羊座をめざしていかねばなりません。
私たちは魚座によって自分のすべての可能性を発掘しつくし、内面をこれ以上ないほど豊かに育み、魂の循環の世界へ還る道を見つけていきます。
今日の満月は、新型コロナによってもたらされた多くのことを、モノを、総括するチャンスです。
ついこの間まで、私たちが慣れ親しんでいた(永遠に続くと思っていた)あの世界もあの時代も、もう戻っては来ない。
一人ひとりが内面への旅を続けて、他者と比較しない人生、誰でもない自分が納得できる幸福を求めるようになっていく。
この満月から次の新月までの2週間で、ここまでの日々をじっくりふりかえり、ご自身の考える幸せを言葉にしてメモしておきましょう。
9月17日、乙女座の新月からはそのメモを実現するために、行動する日々が始まります。
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