土星とか冥王星とか

新月にとらわれないで、今こそ土星をみてください。

昨日の新月と、今日は気圧が急降下して……
頭痛がとれない、眠い、イライラがおさまらない、それから妙に高揚している…など、なんとなく「ふつう」でいられない自分に気づいている方も多いと思います。

初めての緊急事態宣言、仕事の仕方を変えなければならない事態はすでにその前から始まっていました。
途方にくれながら、お家で過ごす時間を少しでも楽しくしようとそれぞれが努力していると思います。
(逆にお家にいることで無用なストレスが消えて絶好調の方もいますね)

わかっていることは、この間までのような日々はもう戻らない、ということ。

感染が下火になり、収束したあと、果たして私たちが生きるこの世界は、どんなふうになるのか……
あれこれ考えれば考えるほど、新月や満月の影響を受けやすくなります。

でも月は、真っ暗な新月から明るい満月へ、そしてまた新月へとわずか4週間で姿を変えていく天体です。
月は私たちの気分を象徴しています。
気分はくるくる、ころころ変わりますよね。

月の影響を受けすぎると、気分にふりまわされる人生を送ることになってしまいます。

欧米をはじめ各国では今回の事態を「第三次世界大戦」と表現しています。
戦争を放棄している日本ではあえてその表現を使わないわけですが、目に見えない敵と世界中が戦っている今の日々は確かに戦争なのでしょう。

こんなときこそ、土星に意識を合わせてください。
土星は、どんな時代にも私たちの人生の最終着地点であり、私たちを律してくれる規範をあらわしています。

たとえ戦いのさなかにあっても、どんな苦境のなかにいても、世界にたった一人しかいないあなたの魂は決して損なわれることはない。
長い歴史のなかで今しかいない、大切な存在です。
土星はそんなあなたをしっかりと守ってくれます。

そして新月の願い事や満月の誓いは、必ず土星をベースに考えてみてください。
大丈夫。
土星があらわす時間は、どんなときにも私たちの味方です。

では、新月読みは次のエントリーで。

向真希のTwitter*  (よろしければフォローしてくださいね!)
向真希のTwilog* (これまでのtweetがまとめて見られます)

 

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かつて誰も経験したことのない時代が始まります。

毎日のニュースで不安が増幅している方も多いでしょうから、くわしくは書きませんが、おそらく。あとでふりかえると、今の状況は日本にとって、世界にとって大きな転換点の始まりとなると思います。

冥王星による破壊は徹底的に成されます。
手加減や中途半端はいっさいなく、天王星のようにいったん変わったものがケースバイケースで元に戻る、そんなこともありません。

2008年から私たちがそれまで構築してきた社会を破壊し続けてきた冥王星は、魚座の海王星と連動して、ウイルスという目に見えない形で、その破壊を総仕上げに入っているのかもしれません。

しかし、冥王星は破壊とともに、再生の星でもあります。スクラップアンドビルド。
新たなものを創るには一度徹底的に壊さなければならない。

もう一度、言いますね。
冥王星は破壊とともに、再生の星。新たに生み出す希望の星でもあります。
私たちはこのことを理解しながら、毎日の生活のなかで何をすべきか考え、日々行動していきましょう。

これからの社会をどう創りあげていけばいいのか。
まだほとんど見えない状況のなかではありますが、冥王星を恐れることなく新しい世界を創ろうと志す私たちにとっては、過去の既得権益を必死で守り、過去のやり方にこだわり、破壊を拒んでいる人たちが哀れにさえ見えてくるでしょう。

2023年、冥王星水瓶座時代が始まります。
これ以降、国家という枠はその形を変え、人はみな魂を持つ存在として向き合い、そうして「地球人」として生きていく時代がつくられていくでしょう。

どんな時代にあってもどんな環境にあっても「自分らしさ」を大切に、伸びやかに生きる人たちにとっては自由で楽しい時代の始まりです。
一方、上記に書いたような過去に執着する人々には恐ろしく過酷な時代の始まりでもあります…。

東日本大震災のときに書いた<月のサイン別・不安への対処法>→*
後日また今の状況に合わせてもっと詳しく書きますね。ひとまずご参考までに。


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土星を味方にすると、私たちの人生は豊かになる。

今日は平成最後の日ですね。

前にお伝えしているかもしれませんが、元号に関しては、私、子どもの頃から「不要では?」と思ってきました。が、昭和天皇崩御のときあらためて天皇制及びそれにまつわることどもにつき、とことん考えまして「あってもよかろう」(ちと偉そうな言い方)という結論に。元号もそのひとつですね。

あってもよかろう、の理由は、特に外交について考えるとき皇室があることが幸いする場面が非常に多いであろうこと、そしていわゆる「革命」を成し遂げたことのない日本において政治が暴走してしまう事態に陥ったとき「天皇」という存在が必ず必要ではないかと思ったからでした(まさかそんな日は来ないだろうと当時は思いましたが、近年なんとなくそれに近い状況になりつつあるようで、今後時代がどうなっていくのか見届けるのが還暦を超えた者の役目だと思っています)

Twitterのタイムラインで、みんなが平成をふりかえっているので私も簡単にふりかえってみると……
ここまでの人生はざっくり、昭和を30年、平成を30年生きてきました。
やはり人生のテーマは昭和のうちに決まっていたなとつくづく思います。

太陽期の前半までには人生のテーマを決めて、30歳直前の土星回帰を超えないと、その後の人生はなかなか厳しいものがあるかもしれません。
昭和の時代(太陽期前半まで)に決めたテーマを、平成の30年はさらにかためて(太陽期後半)エネルギッシュに打ち出して(火星期)自分なりのやり方で世に広め、後進を育て(木星期)人生の取りまとめに入りました(土星期前半)



みなさんもぜひ土星回帰前後までに全力で、人生のテーマ=太陽を獲得してくださいね。
火星期以降、特に40歳を過ぎてから劇的に人生を変えることは、まず、不可能です(物理的に激変することはあっても、コンセプトは変わらないはず)

こうしてみると、年齢域ってよくできているなーと思います。
いいかえれば、時間はみんなにとって平等だし、決して取り戻せないし、逆に先取りもできない。
時間はいつも同じように経過していきます。

時間は土星です。
土星を怖がったり、避けたり、逃げたりしないで、正面から向き合って味方につけることが、あなたの人生を満たされたものにしていく第一歩になるでしょう。



あ、それからね。
もう火星期だったり木星期だったりして「私の人生はもうだめ?」……なんて思わなくて大丈夫です。
ご自身が気づいていないだけで、誰しも必ず太陽期までに設定されたテーマがあります。
ただし、それを意識化して太陽を獲得して、火星を燃やし、木星で拡大するのを同時にやるのは相当大変ではありますが。
それでも「もう、だめ!」と放棄して、人生100年時代の残りを生きるよりも、ここでじっくり自分と向き合いましょう。

こころもとないという方はぜひ鑑定においでください。
ホロスコープとお顔(人相術)から読み解ける人生のテーマ、具体的にお伝えしますよ!

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☆★☆明日は「令和初日イベント」です!→*

ミニトークは特にご予約必要ありませんので、適当なお時間におこしください。
*お席が限られておりますので、万が一、混み合った場合は譲り合っていただければ幸いです。

ニカイでは水曜トナカイ講座の元生徒さんたち&トナカイ準レギュラーなぎやきょうこ先生が、令和初日記念ワンコイン鑑定でお待ちしています!


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土星の力を借りて幸せになる方法

「幸せになりたい」

シンプルにそう思いますよね、誰だって。

なりたい、と思うのは「今とは違う状態」が幸せなのでしょうし、今と同じであっても「(もっともっと)幸せに」かもしれません。

でも、なかなか思うような幸せが手に入らない…と悩むひとも多いでしょう。
だから占い鑑定がしっかりお役に立つわけですが(笑)
その前に、来年還暦になる私から、60年の人生で得た幸せになれるコツをお伝えしたいと思います。

このブログを読んでくださっているみなさんはきっと、西洋占星術をなんとなくかじっている方がほとんどだと思います。

10の天体、わかりますよね。そのなかで幸せの鍵を握る天体はどれでしょう?

一般に幸運の星と言われているのは、拡大・発展の星である木星ですね。
でも残念ながら木星を使いこなすのは誰にとっても非常に難しいのです。

木星は穏やかで楽しく、ふんわりとここちよい状態を運んできてくれます。
食べるのに困らない今の時代だと多くの場合は「今と変わらない」ことが穏やかで楽しく、ここちよい状態なわけですね。
つつがない日々とは、幸せな日々なのです。

でも、ちょっと考えてみましょう。

たとえば食べたいように食べて、
遊びたいように遊んで、
好きな人と会いたいだけ会って……
はたしてそれで「もっともっと幸せ」になれるでしょうか?

食べたいように食べていたら太ります。
遊びたいように遊んでいたら勉強ははかどらないし、働かないと生活できなくなります。
好きな人と会いたいだけ会っていたら、たいていの場合その恋は先細りになるでしょう。

人生の幸せの鍵を握るのは、土星だと私は思います。
土星のもたらす課題と辛抱強く取り組むことによって、あなたの未来は確実なものになります。

食べたいものを少しだけ我慢して筋トレすれば、きれいなスタイルを維持できます。
遊ぶ時間と同じくらい、勉強に集中したり、仕事に集中したりすると、遊びはさらに楽しくなります。
好きな人と会いたいだけ会うのではなく、相手の気持ちを考えながら会う頻度を考えると、恋は長続きするでしょう(女性は会いたくて会っているとテンションが上りますが、男性は逆に会い続けるとなぜかテンションが落ちるのです。恋愛、婚活や結婚のご相談でよく話題になります…)

そして土星は、30歳前後まではあなたにとって最も苦手なことかもしれませんが、根気よく取り組んでいくと、あなたの一番「得意な」分野のヒントにもなります。

土星の力を借りて幸せになる方法--
それは「時間」を味方につけることでもあると思います。


いま食べたいケーキより、来年の夏に南の国のリゾートでビキニをかっこよく着こなしている自分。
→「いま」ではなく「来年の夏」にフォーカス!

今日会いたい気持ちをおさえて、クリスマスからバレンタインにも仲良くおつきあいしていて、来年の秋は結婚している自分。
→「今日」ではなく「来年の秋」にフォーカス!

…そんなふうに、時間を味方につけて「もっともっと幸せ」を実現していきましょう。
土星はあなたの心強い味方ですよ!

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(築150年になる家の庭で朝のコーヒーを飲むのも、最近の私の幸せのひとつです

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中途半端な「オリジナリティ」を捨てる勇気を持ちましょう。

「この世にオリジナルなんかない」とおっしゃったのは松村潔先生でした。
私たちが「自分で思いついた!自分だけ!」と思い込んでいても、たいていは過去に、あるいは同時代に別の地域で思いついている人たちがいる、ということですね。


遠い遠い昔四大文明が、伝える方法もないのに遠く離れた地域で同じような時期に生まれたあたりからずっと、こんなことは続いてきたのでしょう。
理由は私たちが自分だけと信じ込んでいる意識の大半が、実は集合無意識によるものであるとかそんなことなのですが(このブログの初期の頃に「女王様モード」で書いていたのがこれです)今日はその話はおいといて。

私たち、「オリジナリティ」にとらわれすぎていないでしょうか?

必死になってオリジナリティを追求してもたいていは「奇をてらった」「一過性の」「単なる思いつき」に終わってしまうことがほとんどのようにも思えます。

たとえば言葉もそうですね。
昔から使われてきた言葉、というのは悪くない面があります。
それはたとえば冠婚葬祭、特に悲しい出来事があったりしたときは、昔ながらの定型のメッセージが最も使い勝手がよかったり。
たくさんの人たちが大切にくりかえし使ってきた言葉は、磨かれて落ち着いた輝きを伴っているようにも思えます。

しかし、それらを忌み嫌う時期は誰しもあります。
土星回帰前の年代は特にそうです。
大切にくりかえし使われてきた言葉は、この世界のルールを落ち着けてくる土星のような存在。重くて固くてつまらない。壊してやりたい!…という破壊衝動が「奇をてらった」「一過性の」「単なる思いつき」を恥ずかしげもなく打ち出します。

そして土星回帰を超えて、土星を自分のものにすると、落ち着いて安定した言葉をくりかえし大切に使えるようになります。

このとき、人によっては(つまり、天王星が効いていると)土星を自分のものにすることに時間がかかって、最終的にはまず天王星を自分のものとして使えるようになってから、土星回帰2回目あたりで結果的に土星を使いこなすようになる…という場合もあります。

中半端なオリジナリティを捨てる勇気を持ちませんか?

どこにでも売っているお洋服なのになんとなくおしゃれ。
目立たないようでいてすっきりと洗練されたメイク。
ごく普通の言葉でお喋りしているだけなのに、ほんわか温かい気持ちになれたり、びしっと喝を入れられたようなインパクトを感じたり。

それが土星を使いこなすということなのだと思います。

とはいえ、土星が負の方向に働くと形骸化したセレモニーや、手続きにうるさいだけで実質がない…みたいになっていきます。言葉で言えば、手垢のついた中身のない言葉です。このお話はまた近いうちに。(続く)

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2018年の春分を「私の人生」にどう生かすか?

今年の1月、土星が山羊座に入って「思ったこと、考えていることはカタチにしなければ!」みたいな流れが見えてきましたね。

身近な話でいえば、えーと、たとえば健康問題。
古今東西を網羅するどれだけ知識を持っていても、日々の食生活を工夫する、散歩を習慣づけるなど、まず動かなければ何も変わらない、と。「ああ!」と思いあたる方も多いと思います。

ここで非常に個人的な話になりますが、それでもまだ「素晴らしい知識」や「過去の経験」を披露することにこだわるひとたちもあちこちでお見かけします。たいていは定年前後あたりから上の年代の男性たちなのですが。

同じような年代でも女性の場合、あるいは男性性と女性性のバランスが比較的とれている男性は「いまどきはどうかな」と半歩下がって世のなかを見ながら、新しい食材をこわごわ使ってみたり無理のない範囲で筋トレを始めてみたり……まず実践から始めているようです。

2008年に冥王星が山羊座に入ってから、いわゆる既得権益に代表される形骸化したシステムはどんどん壊れています。個人でいえば、カタチだけの家族や肩書はほとんど意味を持たなくなりつつありますね。

しかし、いつのときにも、壊れることは怖いもの。もうだめだとわかっていても沈んでいく船にしがみついたまま、思いきって救命ボートに乗り移れないひとというのは一定数いるものです。先に書いた「男性たち」もそうですね。

山羊座が比較的強い私などは、冥王星の破壊は非常に好ましいのです。
カタチにするには、まず壊さないといけない。

「自民党をぶっつぶせ」は小泉元首相でしたが(しかし、中途半端に壊れただけだったので今の自民党は形骸化した山羊座にしがみついているような有様) 
新しいカタチをつくりあげるには、まず破壊されなければならない。

そうして、現在、冥王星は山羊座の後半に入っています。
2023年に水瓶座へ移行するまでに、私たちは今までの山羊座を破壊しつくして、新たな山羊座をつくりあげていかなければなりません。

ただ、冥王星は大きな時代の流れは新たにつくりますが、私たちの生活の細かいところまで再生してくれるわけではありません。
社会のシステム、日常のあり方など、具体的なところは土星の領域です。

ということでおあつらえむきに今年の初め、土星が山羊座へやってまいりました。

冥王星が破壊して新たにつくりあげた流れのなかで、では、どんなふうに物事をカタチにしようか?
ここで注意しないといけないので、以前のままのカタチで修復しようとしても、それは新しい山羊座にそぐわないということです。

知識と経験を総動員して対応しようとしてもおそらくどこかで破綻する。
とにかくひとつひとつ新しい試みをくりかえし実践しながら、新しい生活をつくりあげていく。
そのなかで、今までの先達がまったく経験しなかったことを、私たちは経験していくのです。

過去の経験は必要です。ですが、昇華していなければ使えない。

温故知新は土星マターな言葉ですが、
過去をそのままなぞるのではなく、
冥王星のつくった流れに沿って
土星の見識をどう生かすか。

5月には天王星が牡牛座へ移行します。

山羊座の冥王星が破壊した社会のなかで、何を手放し、何を残すのか。
天王星が牡牛座へ果たす役割は重要です(このところ毎日ニュースになっている仮想通貨のことを思い浮かべた方も多いでしょう、それもまたひとつです)

山羊座の冥王星の課題に答えて牡牛座の天王星があげてきた答えを、今度は山羊座にいる土星が受けとめて、さらに具体的に社会システムにフィードバックしていきます。
これらが一連の流れとして休みなく続いていくのです。

その前に。

来週の春分図は、太陽、水星、金星、天王星が牡羊座にあって、火星、土星、冥王星(アセンダントも)山羊座。月は牡牛座に入って、山羊座の土星とぴったり120度。

個人としての人生のテーマは牡羊座で、直感にしたがって刺激的な展開を望み、果敢に挑戦しますが、まだまだ山羊座からはNGが出されます。
そうして最終的につくりあげた社会システムを、一般大衆であり、私たちの気分をあらわす月が肯定していく。
5月頃からの流れが、春分で先取りされているともいえます。

(今日のテーマから離れますが、ドラゴンヘッドが8ハウスに入るので、国際金融など積極的に世界へ打って出る動きは盛んにならざるをえないでしょう。個人でいえば、たとえば「スピリチュアル」の意味は、個人の魂の問題ではなく、家族や親族、ご先祖のことも引き受けて集合無意識全体を考えることであると悟るようなイメージでしょうか。いつにもまして、このお彼岸のお墓まいりは大事。)

いま、山羊座の土星はあなたのチャートのなかでどのハウスにありますか? 

そこはあなたが一度壊して、新たにつくりなおすべき現場です。
そのためには、あなたのチャートのなかで牡羊座のある現場から新しいアイデアや夢、やってみたいことなどをどんどん提案してみましょう。
そして最終的に、あなたのチャートのなかで牡牛座のあるハウスが満たされることになるでしょう。

このあたりの読み方、使い方は、もちろん100人いれば100通りです。具体的なことは鑑定のときおたずねください。

春分は、占星術における新しい年の始まりです。毎年お正月が慌ただしくてなんとなく腰砕けになったり、節分や旧正月はふだんの生活にまぎれてしまったり……「今年こそ!」の本当のステージを今こそ始めましょう!




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3月21日(水)は「星とタロットの春分お茶会」@水曜トナカイです!
このイベントは満席となりました!

ここからの1年の星まわりを簡単に読み解き、タロットで1年の夢を実現するヒントを引き当ててください。12か月講座への参加をご検討中の方にはご質問にお答えします。

お茶とお菓子はこちらでご用意しておりますので、お気軽に♪→

お申込みはこちらのお問い合わせフォームから*


「12か月で占い師になる!」講座がいよいよ4月25日から始まります!
この講座は満席です!


なぜこんな講座を企画したか。私が占い師になるとき苦労したことや、勉強の仕方なども全部まとめました(講座のお申込み方法もこちらに)→水曜トナカイ12か月講座*


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(トナカイの看板用にまつい店長が描いてくれた私の似顔絵。)

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12月20日、あなたの思い描いた夢が現実になり始める。

水星逆行といえば、交通機関の遅れ、連絡の行き違い、いつにない小さなミスを連発、あるいは過去の出来事の見直し、歩みを止めてやり直すチャンス、懐かしい過去からの人や出来事との再会など……

水星逆行をあなたの人生に生かすヒント*
水星は神経でもあるので。*

水星逆行は年に3回ぐらいあるわけですが、今回の逆行はちょっとふだんと違う感覚になっている方も多いかもしれません。
せっかく決まっていたことがひっくりかえったり、ちょっとしたミスで落ち込んだり、人によってはウツっぽい感じになったり。

現在の星模様でいえば、射手座に天体が集合(金星、太陽、水星、土星)しています。
そんななかでの水星の逆行ですから、水星は射手座をさかのぼっているわけですね。

この2年、物事を形にする星である土星が射手座に滞在していました。
射手座のあらわす人生の理想や未来への思い、生き方の哲学などをしっかり固めて、今月後半、いよいよ土星はそれらを現実のこの世界のなかで形にしていく山羊座へ入っていきます。

水星は伝達手段であり、細胞と細胞をつなぐ神経をあらわします。
水星が逆行していることで、射手座土星時代のふりかえりと復習をしているようなもの。
逆行が終わるのは23日。土星はひと足早く20日には山羊座へ移動しています。

このたびの水星逆行には土星の意志が働いていると思ってください。

年末の慌ただしさに流されないで、足を止めて、ふりかえってみましょう。
見直して、考え直して、修正できることは修正し、今後の課題にすべきことはきちんと書きとめて、未来へ向かう道を丁寧にととのえておきましょう。

あなたがこの2年間で思い描いた未来は必ず現実になる…それは12月20日から始まります。

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(ちょっと前になりますが、ブログ10周年のお祝いにお花をいただきました。Sさん、ありがとうございます!)


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(秋から個人レッスンを再開しました。新宿の喧騒をよそにひっそりと静かなオフィスです。生徒さんたちからいただきました。Aさん、Mさん、ありがとうございます! 引き続き頑張っていきましょう!)

 

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再生のための破壊を、いま私たちは体験しています

冥王星が山羊座に入った2008年から、水瓶座へ抜けていく2023年に向けて――私たちが生きる時代はどんどん変わりつつあります。

冥王星は限界を超えてこの世界を根底から破壊し、新たに再生するのです。
この社会がつくりあげてきたすべてを破壊しつくしていきます。
私たちは傷つき、血を流し、それでも立ち上がる。
そしてこの世界は新たに再生していくのです。

では、山羊座の本質はどこにあるのでしょう?

現実的な視点で物事を見て、確実に形にしていく。
全体を俯瞰して自分の位置づけを自覚し、たとえ好きな事であっても、よりふさわしい人がいれば全体のために譲る。
自分のやりたいことがあったとしても、さらなる成果を期待できることがあれば(それが自分と多くの人の利益になるならば)ときにはそちらを選択する。
これが山羊座です。

山羊座の美徳*

2008年から始まって2022年まで続く、私たちの社会が限界を超えている体験の本質はここにあります。

--この社会にどれだけ貢献できるか。

ここ数年でこれが私たちの行動の基準になってきているのは、思い当たることも多いでしょう。
東日本大震災後、かつてない規模でボランティアが生まれました。子育てNPOや街づくり・町おこしはますます盛んになっています。故郷納税などもそのひとつですね。

冥王星による破壊は決して楽しくここちよいものでありません。
これを認めたくなくて、いつまでも「従来のやり方」や「自分らしさ」みたいなことにこだわって苦しい思いをしている人が多いのもあちこちで見聞きします。

2023年から始まる冥王星水瓶座時代は、現在の冥王星山羊座時代に身につけた俯瞰する視点をもとに、広く地球全体を見渡す時代になります。
国の概念は薄れ、本当に自由で楽しく、本来の魂が喜ぶ時代になっていきます。
一方、破壊を恐れて再生できなかった人にとっては恐ろしく過酷な時代になっていくでしょう。

(そして個人のレベルでは、この世界に生きる現場のどこで受けとめるかは人によって違います。西洋占星術を勉強中の方は、あなたのホロスコープのどのハウスをトランシットの冥王星が動いているか、出生と進行の天体とどうアスペクトをとっているか、チェックしてみてくださいね)

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☆★☆12月のスケジュールをアップしています!

いよいよ土星が山羊座へ入ります。
冥王星が破壊し、再生を始めている山羊座です。ここからの2年間をモノにする=山羊座をとことん体験しつくすことで、2022年までの未来が違ってきます。

山羊土星の私は年明けすぐ、土星回帰をむかえます。もともとファイナルディスポジターが土星ですし、山羊座の天体集合で土星マターのおばちゃんなので(子どものときからおばちゃん)山羊土星時代&山羊冥王星時代の未来計画はおまかせください。

つまり、向こう2年間&5年間ということですね。
企業なら中期計画、および長期計画です。昔は2年なら短期、5年が中期でしたが、活動宮の時代に入ってから時間の流れがどんどん速くなっています。チャンスの前髪をつかまないとすぐ遅れてしまいます(そのかわり、チャンスが来る回数は昔より増えています!)

それやこれやで、とにかく。仕事のご相談、ビジネスと経営のご相談、そして結婚(および離婚)のご相談。山羊座時代を先取りしてすでに増えてきています。来年の計画づくりにお役立てください。

→お申込みはメールで。mukaimaki★gmail.com(★を@マークにかえて送信してください)


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(空と、紅葉がきれいな季節になりましたね。少し冷たい空気の向こうから、冬至の気配が感じられます。冬至とともに土星の山羊座入り。今年の冬至はインパクトが大きそうです。)

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山羊座土星時代の準備はできましたか?

「えー? また土星の話?真希さんって相変わらず土星が好きなのね」などと言われてしまいそうですが→占い師のフィルター*
そうです、また土星の話なのですが、ま、ちょっとだけお付き合いくださいね。

土星は約28年で12サインを一周します。
前回の土星のサイン移動は2年前のこと。2015年9月、土星は蠍座から射手座に入りました。

2年後の未来。あなたはどこにいるでしょう?*

火の柔軟宮である射手座に土星がいたこの2年間で、あなたは思いきり翼を広げ、高く高く理想を描いて、自分の人生の哲学をかため、「未来」をつくりあげてきたことでしょう。
自分が考える理想を現実にしていく努力を、あなたはこの2年間で体得してきたと思います。

山羊座は地の活動宮です、12サインの集大成ともいえる10番目のサインです。
牡羊座から始まった進化の過程のすべてを発揮して、大地に根をはり、確かな足取りであなたの生きる軌跡を残していく日々が始まります。

それは、今まで叶えられないと思い込んでいた夢を、現実のなかで具体的に形にしていく日々です。

土星は、「何もなければそれが幸せ」な木星と違って、わりあいわかりやすく、私たちにその存在を感じさせてくれます。

今回の山羊座土星の2年間は、ホロスコープのなかの山羊座のあるハウスに注目してみてください。私たちはそれぞれに、そのハウスを現場とすることと取り組まざるを得なくなります。

ハウスの意味はこのあたりで(これは日食のときのエントリーです)*

ちょっと注意してほしいのは、古い占星術だと「土星は試練の星」とか「困難が来るから早く過ぎ去ってほしい」とかそんな解釈もされていましたが、いまは全然違ってきています。

時代とともに占星術の解釈は変わります。

かつて土星期に入ったらもう「おむかえ」が来ていた頃と違って、現代の私たちは天王星の公転周期を超えて生きる時代に入っています。
当然、28年かそこらで12サインを一周する土星ぐらい使いこなしていなければ(味方につけておかなければ)ならないわけですね。

ですから、試練や困難、あるいは苦手なもの、避けて通りたいこと……ではなくて、土星は今まで思ってもみなかったことときちんと向き合ってクリアするチャンスとして使う時代が来ていると思うのです。

土星は山羊座の支配星(ルーラー)です。
どうか、この山羊土星時代にこそ、土星の使いこなし方をマスターしていきましょう。
現実を牛耳る山羊座、物事を形にする土星。
ここで土星と真剣に取り組むことで、あなたの未来は大きく変わっていくことでしょう。

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(樹木が豊かなのが気に入って約20年住んでいます。枯れ枝や落ち葉を拾って室内に飾るのが、毎年この季節のお約束。)

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時間は「使う」ものではなく「過ぎる」もの。

えーと、私は山羊土星世代でございます。それも乙女冥王星、蠍海王星との小三角世代。

同級生かその前後あたりを見まわすと政治家の秘書とか、大きな会社の参謀的な立場とか、夫をしっかり牛耳って出世させた妻とか…まあ、そんな感じでしょうか。
東洋占術の大石眞行先生や手相の及川遼先生もたしかこの世代です(大御所の先生方と、年齢だけは遜色ない私は業界最高齢の新人あがり…) 

このあたりの世代は、今年が終わるとすぐ、2回目の土星回帰をむかえます。

日本だけでなく世界的にぐらぐらしている今の状況に、楔を打ち込むのが山羊土星です。冥王星によって思いきり揺れて壊れて解体し、再生に向い始めるこの社会を、現実的な側面から固めていきます。

山羊座の支配星である土星は、それぞれの人生の最終着地点を示す星であり、この社会と時間を管理する星です。

土星の言うことを聞いていれば、人生は何とかなる。
でも、土星先生の課題は甘くないです。
ときには過酷すぎて逃げたくなる(特に若いときは) 
しかし、若いときから逃げなかった人ほど、早めに人生の課題を達成して、この社会で「成功者」とかそれに類する呼ばれ方の肩書きを得ているようです。

土星を使いこなすコツのひとつ。それは時間管理だと思います。

私たちは毎日の時間管理を見直すのは、よくやりますよね。
だって、私たちの毎日は本当に忙しくて、年々時間が足りなくなっていくような気がします。
朝の出勤時間、仕事を始める時間。
子どもを送っていく、あるいは登校させる。
食事の時間はもとより、ちょっとした休憩時間も決めている方もいるでしょう。
なかなか時間の使い方が上手にならないなあ…とがっかりしたり。

私は独立したのが早かったので、何もかも一人でやらなければならず……どうしたって眠る時間を削るしかなくて、二十代の半分ぐらいは徹夜していたような気がします。すぐ近くに見えた東京タワーが朝日に輝く光景は今も鮮明に思い出せます。
いきおい本屋で時間術とかそのたぐいの本を見つけると、必ず買いました。
少しでも時間をうまく「使い」たくて、優先順位をつける方法を覚えたのはこの頃でした。

三十代半ばから子育てが始まるともっと時間が足りなくなって、優先順位なんかあってなきがごとし。明日の締め切りと、体育着にゼッケンをつけるのとで、どっちも優先!…子どもの運動会へ一日行くために、前夜徹夜するのも(こればっか…)保育園から小学校までずっと続きました。

徹夜という最終手段があったから、仕事をし、子どもを育てて、どうにか家庭を維持してこられたわけなので、この世に夜がなかったら、私はとっくに破綻していたと思います。

でも、もうすぐ2回目の土星回帰をひかえて、最近こんなふうに思うようになりました。

時間は「使う」ものではなく、「過ぎていく」ものだと思うのです。
過ぎていく時間をじゅうぶんに味わうことが、生きているということなのでしょう。

時間が足りない、やるべきことができない…と悩むのは、過ぎていく時間をちゃんと味わっていないからなのかもしれません。

 

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(先週の桜です。今年は桜がわりと長持ちしましたね。明るい昼間の桜、闇に浮かぶ夜の桜、水辺の風と桜、緑のなかの桜。今年はあちこちで桜を楽しむことができました。)

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